頭痛🤕
2024/06/06
頭痛🤕
今回は緊張型頭痛に続いて2番目に多く発症する
『片頭痛』についてお話しします‼️
片頭痛とは頭の片側又は両側のこめかみ付近がズキンズキンと脈打つような痛みが繰り返し起こり
吐き気を伴うこともあります。
月に1~2回や、週に1~2回の頻度で起こり
いったん痛み出すと寝込んでしまう
仕事が手につかないなど
多くの方が日常生活に支障をきたします。
原因→ 光や音、においなどさまざまな刺激によって
顔面や頭部の感覚を司る三叉神経の末端から血管に作用するカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)やサブスタンスPなどの神経伝達物質が分泌されます。
それらの働きで脳の表面(硬膜)の神経と血管の周囲に炎症がおこり血管が拡張して痛みが起こると考えられています。
特徴→ 頭の片側または両側がズキンズキンと脈打つような強い発作を繰り返します。
普段どおりに家事や仕事ができなかったり
寝込んでしまう、じっとしていたいと感じるほど
歩いたり階段を上がるなど身体を動かす事で悪化します。
吐き気や嘔吐を伴うことが多く、普段はなんでもないような光や音に対して過敏になるといった随伴症状がみられることもあります。
しかし、痛みがおさまると健康な人と全く同じように
生活や行動ができますし
片頭痛自体が命にかかわることはありません。
ストレスのある状態が続いたあと、
一段落してホッとしたとき(休日など)にも
頭痛が起こります。
頭痛は数時間程度のこともあれば、
3日間くらい続くこともあります。
片頭痛の前兆
痛みの起こる直前に「前兆」を伴うかどうかで
「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」
に分類されます。
前兆の代表的なものは
「閃輝暗点(せんきあんてん)」
とよばれる症状で、
目の前で光がチカチカ・キラキラする
視野の一部に歯車のようなギザギザしたものがあらわれる
視野の一部が欠ける などがあります。
通常5~60分程度続き、その後60分以内に
頭痛発作が起こります。
閃輝暗点以外の前兆としては、
手足がしびれる、しゃべりにくくなる、めまい
がするといった症状などもみられます。
最も「前兆のない片頭痛」のほうが多く、
同じ人でも前兆がいつもあらわれるわけではありません。
片頭痛の予兆
片頭痛発作は、
予兆期・前兆期・頭痛期・回復期と時間と共に経過します。前兆のない片頭痛でも、「なんとなく頭痛がきそうだ」という漠然とした予感を感じることがあります。
具体的には、
だるい、倦怠感
気分がよくない
イライラする
集中できない
食欲が通常以上に出る
体がむくむ
首や肩がこる
眠気を感じる、あくび
といった状態になり、その数時間後に頭痛が起こります。
こうした症状については「予兆」とよんで、
前兆とは区別しています。
慢性片頭痛
もともと片頭痛のある人が月の半分以上に頭痛が増え
それが3ヶ月以上続く場合、緊張型頭痛など
他の頭痛が混在した「慢性片頭痛」になることがあります。これまで月に数回だった片頭痛の激しい頭痛の間に、
すっきりしない頭が重いような頭痛・締め付けられるような頭痛が起こり、毎日何かしらの頭痛が起こっている状態になることがあります。
この頭痛を「慢性連日性頭痛」と呼ばれることもあります。
明日は3番目に多い『群発頭痛』についてお話しします‼️
毎度長文で読みにくいですが、詳しく説明しているので最後まで読んで頂けると幸いです🙇
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